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ちょうどよさ、とは何か

  • 執筆者の写真: 洗練された田舎研究所 一般社団法人
    洗練された田舎研究所 一般社団法人
  • 6月14日
  • 読了時間: 4分

今日は12時過ぎころから16頃まであけていました


防災時の備えや

今後の地域の縮小等に合わせて

『移動拠点』を意識している「うごく本バコ」


その中で具体的に何をどのくらいできそうかを

少しずつ試したり、充実させたりしています


災害時に困ることの一つは電力です

バスには、2枚のソーラーパネルと

2台の蓄電池を積んでいます


バスそのものも24vの電源ではありうるのですが

ガソリンを使ってエンジンを回しているのでは

結局のところエネルギーは自給できません


今日くらいのそこそこの晴天だと積んでいるパネルでもある程度の発電ができることがわかりました。

大きな電力ではありませんが、蓄電池を使って終わりではなく

一定程度は補充ができます。

小型の冷蔵庫を回しながら

それを超える補充ができる、という感じですので

イベントの時なども重宝しそうです。


そんなことをしていたら

公園を横切って、高校生か大学生くらいの男女お二人がいらっしゃいました。


とりやすさんの注文をして、その待ち時間だそう。

蟹田の方ではないようで

「青森市から」

とのことでした。


しっかりお話ができるお二人で

とても楽しそうにお話をしたり写真をとったりしてくれていたので

ジャマしない程度で、しおりと缶バッチなんかを差し上げました


しおりも喜んでもらえたようす。


「本は読んだりしますか?」

「ほとんど読まないです!」


とお話ししながら

「えんとつ町のプベル」

を手に取って、ゴジラの話で盛り上がっていました


落書きも楽しんでいただいて

「そろそろ時間かな?」



「また来ます!」


とても気持ちの良いお二人でした。


仲良くして、

またブックバスに遊びに来てくださいね。


なにも言わなかったけど

しっかり公園を歩いて行っていただいて

それでこそ草刈りをしている意味があるというものです。



「さて、暑くなってきたらどうしようかなあ」

と対策を考えていたら、もうひとかた


見覚えのある車だなと思ったら

「1ヶ月以上借りちゃいました!!」

と申し訳なさそうに女性の方が一人、バスに乗り込んできました


「いえいえ、まったく気にしていませんので、また借りて行ってください」


と本を眺めていくのかと思ったら

しばらく、地域の活力や、取り組みの難しさについてお話をされていました


わたしも実感としてよくわかるところで

そういう複雑な感情を持っていました。今だってもちろんゼロではありませんし

そういう気持ちによって、あまり穏やかでなくなることもあります。


その方も、一生懸命だったり、問題意識があったりするからこそのいら立ちを感じられているようでした。


簡単には解決できませんが

とてもよくわかる気持ちです。


個人的には、さまざまな取り組みをされる方がいていいと思っていますし

何もしない人がいたとしても、オルソン問題として、もう仕方がないところです。

自身の取り組みに対して協力してほしい、というような気持ちは、今は持っていませんから、いかに自分がこれだと思うことをコントロール可能なものとしてやるか

が私にとっては最重要です。


そんななかでも、もし、「面白いことやってるなあ」と思っていただいて

「ちょっとかかわってみたいな」と思っていただけるようなら

無理のない範囲でかかわっていただけたら、とっても助かる、くらいの感じです。


今後の地域に、もし「活性化」なんていうものがあるとしたら

それは、針に糸を通すようなほんのわずかのチャンスにすぎないでしょう。


そして、それは一人ではなし得ず

よほどのリーダーシップ、共通認識があって進まない限りは成し得ないでしょう。


つまり、残念ながらこの地域ではそうしたチャンスは、すでにありえない

というのが個人的な感覚です。


それは外ヶ浜に限ったことではなく、多くの地域がそうです。


そうであるならば、その前提を受け入れて、

地域、自分自身の身の丈に合った継続可能な取り組みを見出すしかありません。


コンヴィヴィアルなツール、というやつですね


絶望なんてしている場合ではありません

地域に住んでいる私たち自身が、20年後の人口減少の底から少しずつ復帰していくとき

この地域になにを残しておくべきかを考えて、行動していく必要がありますし

それはある意味、拡大、増大とは異なる新しい価値を創造していく作業でもあります。


「また来ます!」


わたしが今、やろうとしていることといったら

さっきのお二人のような方たちが、

何年か先にでも、また外ヶ浜を訪れたとき

ちょうどいい雰囲気でお話しできる居場所をのこしていけるどうか

みたいなスケール感かもしれませんね。


 
 
 

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